それでも僕は前を向く

3月14日に60日間の派遣前訓練が終了しました。

もう2度と戻ってこない、経験できない日々を過ごし、戻りたくても戻れない日常だったなと思います。

 

訓練所生活を振り返るつもりでしたが、

この60日間はあまりにも濃い日々となり文字だけで振り返ることができません。

 

26歳になって、

こんなにも素晴らしい出会いと経験ができるとは思ってもいませんでした。

 

2023年度4次隊は、

応募した時期が秋募集と春募集のミックスだと聞いています。

そう考えるとこのタイミングで出会うことができた確率ってとても低くく、

運命としか言いようがない気がします。

 

本当にここで出会えたご縁に感謝をし、

これから先も大事に育てていきたいと強く思います!

 

 

僕は出会いが多ければ多い分、いつも自分を強くしてくれます。

退寮日当日には、とあるバスを見送った後に、

これまで耐え続けてきた想いや我慢などがはじけて涙が溢れ出てきました。

 

ここまで涙を流したのは大学4年以来かもしれません。

いや、もしかしたらそれ以上かもしれません。

 

この場でどんな想いがあってどんな我慢があったかはわざわざ言う必要もないでしょう。

とにかく込み上げてくるものを耐えきれなかっただけです。

 

気がついたら下向いて大号泣してて、

気がついたら皆んなが僕を囲んでくれてて、

 

「よく頑張ったね」「よく耐えたね」と声をかけてくれました。

 

 

また、

歴代訓練生の共通言語に、

 

駒ヶ根マジック」

(※訓練所内で男女が恋愛をすること)

 

という言葉があります。

僕はその言葉が大嫌いでした。

 

なぜなら、

マジックというとその場を楽しく過ごすための付き合い、

魔法にかけられたかのような夢の世界、

まるで目を覚ませ!と言われているような…感じがするからです。

 

駒ヶ根マジックと聞く度に、

「どういうこと」

ってずっと思ってました。

 

とは言いつつも実はめちゃくちゃ楽しんでました。

特殊な環境で気が狂いそうになったこともありましたが…笑

 

 

この訓練所で過ごした時間は、

僕にとって何にも変え難い思い出となり、今後の人生をより彩ってくれる素晴らしい時間となりました!

 

 

3月は学校で卒業式、離任式、卒団式があったりと…

別れが多いシーズンです。

ですが、

出会った方々と向き合い、これまでの感謝を伝えるシーズンでもあります。

 

別れは悲しいですが、それぞれが決めた道へ進み、

新しいステージへと進んでいく瞬間でもあります。

 

 

僕には前を見て、上だけを見て次に進むしかありません。

ここで出会ったご縁に感謝して次に繋げます。

 

そして、

人生は決断の連続だと思っています。

 

右に行くか左に行くか。

一歩前に踏み出すか、あるいは一歩引いてみるか。

 

誰しもが日常生活から常に決断しているはずです。

 

 

僕にとってこれから先は大事な決断の連続です。

結婚、仕事、住む場所、子ども、などなど…。

 

何も考えないで、準備もしないで、迷いながら決断することだけは絶対にしないこと。

 

そのために今できることを一生懸命やる。

当たり前のことこそ手を抜かない。

人として正しいことをし続ける。

 

そうすることで自分はいつも自信をつけてきました。

そして、その分たくさん失敗もしてきました。

 

人は経験でしか得られないこともあると僕は思っています。

たくさん失敗してその度に転んで、

それでもまた立ち上がって、

その分経験が積み重なって今の自分がいます。

同時にたくさんの支えもありました。

 

この訓練所での生活も一つの経験です。

 

本当に楽しかったです。

だからこそこの経験を次に繋げます!!!

みんなでまた会う日まで!!

 

 

以上です!

 

今週もありがとうございました。

 

また来週もよろしくお願いいたします🙇‍♀️

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(↑訓練所の施設)