バングラデシュ1週目(2024.04.25-05.02)

今日でバングラデシュに赴任して1週間が経過した。

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僕は普段、毎日誰にも見せない日記を書いているが今日からの2年間は、

このブログを通して家族や彼女、友人に対して、週単位で最新情報をアップデートできるツールにしたいと考えている。

そして、これが備忘録にでもなればいいなあと思う。

 

4月25日、タイ航空の深夜便で羽田空港からタイ・バンコクを経由しバングラデシュダッカへ到着した。

飛行機から降りるとまず「におい」からバングラデシュを感じた。

 

「あぁ、このにおいだ」っと。笑

 

その瞬間にはもうバングラモード(戦闘モード)へスイッチオン。

 

イミグレを通過し、荷物をピックするとなんと・・・、

リモワのスーツケースのキャスターが一つ、ぶっ壊されていた。。泣

 

空港から外へ出ると、とにかく暑い!!!

40度超えるよと聞いていたから覚悟はしていたが、いざ上陸してみると暑い、、。

暑いというか、ドライヤーの熱風を浴びているような、、そんな感覚。

 

1ヶ月間泊まるホテルは、まぁまぁ綺麗。まぁまぁじゃないな、めっちゃ綺麗。笑

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バングラクオリティにはまっったく期待していないから、少しでも綺麗だったり設備が整っていると本当に嬉しい。笑

ホテルは朝飯付き、冷房完備、お湯出る、ケトルある(けどボロい)、などなど、日本のホテルでは当たり前のことだが、バングラでこれだけ揃っていれば十分すぎる。

冷蔵庫はあるが壊れて使えない、ドライヤーはもちろんない。

 

それでもありがたい。。

 

 

こんなことを感じながらスタートしたが、バングラの洗礼を受けたのか、早速腹を壊してしまった。笑

ベンガル人に腹壊して、下痢が止まらないと言ったらなんと、

 

「Congratulations 」っと言われ、歓迎された。笑

 

街中を歩いていても、ジーーっと見てくるし、「こっち見んなよ、何見てんだよ。」と思いながら歩いている。

リキシャの兄ちゃんたちも乗れ乗れしつこいし、乗ろうとすると外国人だからめっちゃぼったくってくる。

どこ行っても、人、車、バイク、リキシャ、バス、スクーターで溢れかえっている。

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そりゃ事故多いよ、、と誰もが納得するほどだ。

部屋にフルーツ置いておいたら、清掃中にバナナだけ食べられている。サランラップに穴空いてるから気がつく。

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フロントの人に部屋の掃除今日はいらないって言ってるのにドンドンして掃除に来たと言ってくる(要らないって言ったよね?笑)。

賞味期限切れのものが普通に販売している。

ローカルの市場は臭いし、虫が集ってる。

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停電して、汗だくの中レストランでご飯を食べる。

 

などなど、、

ネタが溢れる、ネタしかない国だがこれが面白いと感じる人はきっと多いはず。

仕事以外でバングラを選ぶ人は変人しかいないと思っているくらい。変人というか普通の人ではないかな。笑

 

とにもかくにも、人が多くて活気がすごい。

ベンガル人にムカつくことはこれからたくさんあると思うけど、喧嘩できるくらいの語学力はまず身につけたいところ。

 

成長できるチャンスがたくさん転がっているこの国で、自分を鍛えてもらいたい。

 

 

きっと、慣れない環境に来たり、不安なことをたくさん抱えていたりすると、

あれがないこれがない、あれが嫌だこれが嫌だと、

「悪い部分」や「足りない部分」に視線や意識が向いてしまう。ネガティブな感情に陥りやすいんだろうな。

 

だからこそ、

時間はかかってもいいから、「受け入れる努力をすること」がまずは肝心なんだとこの1週間で感じた。

 

今まで生きてきた自分の常識や価値観は通じない。まずはそれを受け入れる。

そして厳しい環境でも生きている人が目の前にいる→ということ知る→そして受け入れる。

 

物事の見方・捉え方で簡単に人の思考は変わる、変えられる(と思っている)。

 

 

 

チャンスを掴む人の特徴は、

 

①諦めない

②情熱がある

③目的がはっきりしている

④何ができるかを常に考えられる

【逃げる(※ポジティブレスト)】という手札を常に持っている

※ポジティブレスト:目的を達するための休息のこと。無理はしない、焦らずゆっくり、けど気持ちは諦めていない。諦めて逃げるとは全く別の考え方。

 

この5つが大事な要素なのではないかと勝手に思っている。

 

 

協力隊は日本へ帰れないから、色々な人に可愛がられる、ご飯も奢ってもらえる、色々な人が支えてくれる。

だから良いんだ。日本へ帰れるようにしたらそれはもう協力隊ではない!

っと思っている方もいるようだ。

 

しかし僕は日本へ一時帰国してもいいと思っている。

 

日本へ帰る=「逃げる」と潜在的に考えている人は、きっと自分に厳しい人だと思う。

 

辛い、苦しい、うまくいかない、もうきつい、このままでは壊れてしまう、、、

そんなガス欠状態で動き続けるよりも、車と同じように一旦、ガソリンスタンドに寄ってエネルギー満タンの状態にする。

それからまた、動き始めた方が良いことは誰もが理解できるはずだ。

 

だからこそ、⑤つ目の「逃げる」手札は常に自身の懐へ入れておき、いざという時にすぐその手札を出せるようにしておくこともまた大事なのではないだろうか。

 

僕は彼女と「無茶しない」「元気な姿で任期を終える」と日本で約束したのでこの「逃げる」手札はいつでも発動できるようにしたい。

身体が資本です。

 

同期隊員全員が、

どうかこれからの2年、安全且つそれぞれのステージで大暴れできますように。

 

 

長くなりました…。

しばらくは新鮮な気持ちなので長くなるかもしれません。

 

 

2年間、よろしくお願いいたします!🙇‍♀️